アポリネールの忘れがたきあの詩、『ミラボー橋の下をセーヌ河が流れ われらの恋が流れる　わたしは思い出す 悩みのあとには楽しみが来ると』（堀口大學訳）　　　時は流れても至福の思い出は変わることなく心にとどまる。思わず虜になるカリスマ的なフレーバーと味わいは、ティーカップの中で情熱的な赤に輝く。フレッシュで弾けるようなノートは、アニスとカンゾウで重厚なブレンドに仕上がっているだけでなく、ハイビスカス、ローズ、モーブで刺激的な味わいを見出し、ライチのフルーツ風味が香りにやさしさを漂わせている。